2007-12/28 Fri

_ x64

カーネル開発で、i386とx86_64のコードをマージして、x86にしようぜ。 という祭りを行っている。

おちゃめなLinus、「今回も遅れちゃったよ」(1/2) - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/watch2007/watch12a.html

kernelパッケージ的にディストリ視点ではどうなるのだろう、かを考えてみる。

利点:

  • kernel*i686.configとkernel*x86_64.configの重複管理が減るため、作業工数も減る
  • ビルド時間も減る。

欠点:

  • 現在のix86とx86_64のconfigをマージする手間が最初に一回だけ発生する。
  • i686/x86_64で別に管理したい時に困る。(片方でビルドできない、起動できないconfig内容とかをもう片方でenableにするとか)
  • xenとかopenvzとかのkernelの捌きが複雑化する可能性がある。
Tags: Linux